恋愛や人間関係を深めていく中で、「この人は大丈夫だろうか」と感じる瞬間は誰にでもあります。
特にモラハラは、関係が浅いうちは気づきにくく、違和感を見過ごしてしまいがちです。
ここでは、相手の本質を見極めるために役立つ4つの視点をご紹介します。
1.相手の「謝り方」を見る
健全な人は、「ごめんなさい」と言ったあとに、行動を変えようとします。
言葉と態度がきちんとつながっているのが特徴です。
一方で、モラハラ傾向のある人は、
「そんなつもりじゃなかった」
「あなたが誤解しているだけ」
といった形で、責任を相手にずらすことが多く見られます。
表面上は謝っているようでも、心の距離があり、共感が感じられない場合は注意が必要です。
謝罪に「向き合い」があるか、「逃げ」があるかを静かに観察してみてください。
2.会話の中で「支配」と「尊重」のどちらが多いか
意見が食い違ったとき、その人がどう振る舞うかはとても重要です。
支配的なタイプは、不一致を「勝ち負け」で捉えがちです。
相手を言い負かすことや、自分の正しさを通すことが目的になります。
尊重する人は、「どうしてそう思ったのですか?」と理解に向かいます。
考えの違いを、対立ではなく対話として扱おうとします。
この分岐が見えたとき、相手の価値観や人との関わり方が一気に浮かび上がります。
3.不安を伝えたときの反応
不安を打ち明けたときの反応は、安心できる関係かどうかを見極める大きな指標です。
安心できる相手は、不安を否定せず、まず受け止めます。
たとえば、
「そんなふうに感じさせてしまったなら、ごめんなさい」
「どうしたら安心できますか?」
といった言葉が自然に出てきます。
反対に、
「めんどくさい」「重い」などと切り捨てられる場合、その関係はあなたをすり減らす可能性が高いです。
そのときは、無理に理解してもらおうとせず、距離を取るのがよいでしょう。
4.「自分らしさ」を保てているかどうか
モラハラの最も大きなサインは、自分が自分らしくいられなくなることです。
意見を言う前に怖さを感じたり、
本音を伝えることに罪悪感を覚え始めたりしたら、黄色信号です。
「この関係の中での自分の状態」に目を向けてください。
心が縮こまっていく感覚は、気のせいではなく、危険なサインです。
モラハラ傾向のある人は、最初とても魅力的に見えることがあります。
それは、「支配」と「安心」を同時に与えてくれるように感じさせる、危うい魔法のようなものです。
だからこそ大切なのは、
やさしさと同時に、自由も与えてくれる人を選ぶことが大切です。
もし関係を深める中で、少しでも違和感を覚えたら、
それは「自分の感覚を信じる練習」をするタイミングかもしれません。

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